お金がないから不幸と思うのは間違い
以前遺伝子は自己の複製と保存に特化していると書きましたが、人間の行動原理は性欲に特化しているといってもいいと思います。
必要以上の家、お洒落、高級車、貴金属などは人間社会という群れの中で自身の価値を高め繁殖を有利にするのが根源にあるような気がします。孔雀の羽と一緒ですね
生きていくのに必要最低限の物はほとんどの人が持っているはずなのに他人がもっといい生活をしていると不幸に感じるのもこの現象でしょう。
この理屈を理解して競争から離脱してしまいますと必要最低限のもので十分です
というか必要以上の欲求は限界がなく追い求めることは不幸への特急便です。
高級車を所有していても傷がついたらショックを受けるでしょう。
高価な貴金属を持っててもなくしたらショックは大きいでしょう。
本来これを持っていると幸せだな幸福な気分になれるなと思っていたものが実は不幸の元であったという笑えない真理が見えてきます。
起きて半帖 寝て一畳 家は雨風しのげればそれでいい
食事は命をつなぐ最低限のもののみ
物はなるべく所有しない
これが仏教徒の生活ですが逆に言えばこれで十分幸せを感じることができるのです
とはいえ自分もここまでストイックにはなれていませんが、お金がないから不幸と思うのは間違いです。
必要最低限のものがあれば後は心の問題なのです。

持たない幸福論 働きたくない、家族を作らない、お金に縛られない
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